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顔はこんなにも可愛いのに、かなりエロい。しかもブラコン成分も入っているためさらにたちが悪い。おとといなんか添い寝するとかなんとか言ってスリスリしたり耳をペロペロされたりして、理性を保つだけで精一杯だった。
「え…?まさか…龍樹!?」
「そ、そうだよ」
バカ姉だけで気づくのもどうかと思う。結局姉ちゃんはきょとーんとしていたが、すぐに顔が戻って、戻るどころか恐い笑顔を作った。しかし、人を疑うような目ではなく、いいことを思い付いたような顔である。
「へえー龍樹。随分かわいくなったねえ」
「姉ちゃ…ん?」
恐ろしい笑顔のまま近づいてきたかと思うと、いきなり俺を抱き締めて頬をスリスリと擦り付けてくる。
「いやーん可愛い~!! いつもとても可愛いけど女の子とかまじいいわ~!!」
「ちょっと!?」
「まず同人誌とかでおねショタっているのがあるじゃない。あれはお姉さん×ショタでお姉さんが責めなのが基本で今まで龍樹はガチ萌えなショタっ子で私がお姉さんとして可愛い弟にいろんなことしてあげて可愛い顔とか可愛い喘ぎ声とかめちゃくちゃ聞けてマジで天国だったけど今の龍樹は完璧な美少女じゃない!!なにこれ!!しかもすごく可愛いくて出てるところはしっかり出てるし、女の子の体になったばっかりでわからないこととかいっぱいあるだろうし。そう、これは教育よ!!愛する弟のために優しいお姉ちゃんがいろいろ調教……もとい教育してあげるんだから!!」
「え、えっと…」
もはや狂気でしかない。いままでなんとか貞操は守ってきたのだが、調教らしいことはメチャクチャされた。キスとか耳舐めとか、こちらも中三の思春期まっただ中なんだから控えてほしい。
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