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ふぅと一呼吸ついたあと、姉はからだから離れた。と、油断したのが仇となった。今度は肩を手で押さえつけられて布団に仰向けで固定されてしまった。いつもならばすぐに振り払うのだが、どうも力がでない。これも女子の体になったせいかもしれない。そして力を緩めたかと思うと、顔を顔の横に近づけてきた。
「お姉ちゃんがいろいろ教えて…ア、ゲ、ル♪」
「ちょっ…姉ちゃぁぁぁん!?」
「ふん、耳の感度はいい感じね」
姉の息が耳に入り、ぼ~うと言う音と共に全身に鳥肌をたたせる。いつもこの一撃で僕は堕ちてしまう。抵抗する力を奪われ、あとは流れに身を任せるだけ。ただ、今日はいつもよりゾクゾクと体が震えていた。
ゆるゆるになった顔や、だらんと四肢を投げ出してしまった体を見た姉はふふっと笑い、俺のパジャマに手を当てる。
「下着の付け方を教えてあげないとね~?」
「お、おねえ…ちゃ…」
「ほら、じっとして」
ボタンを一つ一つゆっくりとはずされる。するとさっきまでパジャマでに押し込められていた胸が姉の手によって解放される。白く、綺麗な双丘が視界にダイレクトで入ってくる。もちろん女子の胸など見たことがなかった。中学三年生らしい豊かな丘だった。
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