未来の俺との遭遇

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「少し考えさせてくれ」  もったいぶっているようだが、とりあえずそう答えておいた。たった一度会っただけで、即答するようなことではないだろう。もう一回だけ竹下さんと話してみてから決めようと思った。  けれども直感的に、竹下さんと絶対に付き合うだろうと思っていた。  間違いなく、俺は首を縦に振るだろう。  彼女は思いっきり、俺のタイプだったからだ。
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