未来の俺との遭遇

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 待ち合わせ場所に先に着いたのは俺だった。  すぐに、毛利が来た。  女の子と一緒だった。 「こちら、竹下美紀さん」  毛利が紹介した。  俺や毛利と同じ、二十歳くらいだろう。 「あ、どうも、柳田次郎と言います」  毛利の彼女なのかもしれないが、これといった説明はなしに、俺たち三人は映画館に入った。
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