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映画は、ハリウッドのSFだった。
どこかの星から宇宙人が飛んできて、地球に仮住まいするという内容だ。
その宇宙人の星が爆発してしまったので、当面の宿として地球を含むその他の惑星にちらばって滞在しているのだった。
宇宙人の身長は三メートル五十センチくらいある。巨人族らしい。
なんやかんやあって、宇宙人たちが新しい移住先の星を見つけて、地球を旅立つときが来た。
「あれ……」
最後のシーンを見ていて、頭の隅のほうに投げ捨てられ、見えなくなっていた記憶を思いだした。
宇宙人は別れ際、地球のおみやげとして、巨大な白熊を宇宙船に乗せて持っていったのである。
巨人族である彼らは、白熊をペットとして飼うのだ。
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