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目を覚ますと、オレはベッドの上に寝ていた。
ムぎゅ…
ベッドの横にいたあいつに、オレは抱きしめられた。
「なにすんだよ。大丈夫だから」
と言って、前足であいつを押しやろうとするが離れなかった。
よく見ると、あいつの目から涙が流れていた。
それから2人でご飯を食べた。
「なんつっても肉だよなー」
宿屋のベッドの上でアンデ街伝統の肉料理を食べている。
あいつも肉食べながら、さっきからオレの話を楽しそうに聞いてるんだ。
いつもなら、はいはい、で済ますだろうに、うんうんって首振りながら聞いてくれててオレも嬉しい。
久しぶりに話も弾んで楽しい夕飯だった。
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