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たった今、彼の葬儀が終わった。
ラプラスの診断通り彼は21歳と35日で他界した。
死因は結局不明のままだった。
寝室で最期を迎えた彼は、死の恐怖から解放されたせいかとても穏やかな顔をしていた。
彼を失った悲しみが私を遠慮なく襲う。
だけど、その悲しみの裏で私は少しだけ安心していた。
彼は最期まで自分を大切にしてくれたと。
彼がラプラスの検査を受けたあの日の朝、私のもとに一通のメールが届いた。
送り主は7年後の私。
最初はタチの悪い悪戯かと思った。
でも、メールの内容を読み進めていくうちに私は不思議とこのメールは自分が書いたものだと思えた。
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