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降りしきる雪の中。
駅のホームで俺は視線を感じた。
げっ、すっげえかわいい。こっち見てる。
俺はチラチラと意識した。
気のせいじゃねえ。あの子、こっち見てるよな。
俺は後ろを振り返るが誰も居ない。
俺、なんか変かな?顔に何かついてるんだろうか。
非モテの俺は戸惑った。
あ、こっち来る。俺はドキドキした。
A「あの。」
B「は、はい、なんでしょう?」
俺は声がうわずってしまった。
A「私、きれい?」
へっ?彼女の顔が赤い。
でも、これは、告白、ではないよな?
B「う、うん、きれいだよ?」
A「・・・こ れ で も・・・・?」
彼女の手が、ゆっくりとマフラーにかかり、隠した口元をあらわにして行く。
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