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そしてある日の夕方
鶴屋さんは部屋をひとつ借りることにしました。
「ちょーっとやることがあるから、部屋にいる間は絶対みないでねん♪」
数十分後
「おじいさん、この布でも売って生活の足しにするといいさ♪」
鶴屋さんはおじいさんにそりゃもう高級感を漂わせんばかりのオーラがでていそうな布を渡しました。その布はたいそう高値で売れたそうな。
それから鶴屋さんは度々部屋にこもってはでてきておじいさんに高級布を渡しました。
しかしおじいさんはなぜ鶴屋さんがこんな布をもっているのか。鶴屋さんが部屋にこもって何をしてるのか、回数を重ねるほどその疑問は膨らむばかりです。
おじいさんは遂に我慢出来ずに鶴屋さんが部屋にこもってる時にそーっとふすまを開けました。すると・・・・
ふすまの向こうはなんと見慣れない風景が広がっていて、蔵が存在していたのです。
とそこに蔵から鶴屋さんがでできました。
「あっちゃー💧見られちゃったねー、うーんあれほど見ちゃだめっさ、て言ったんだけどなぁ、実はあたしは未来人なのさ。秘密を知られたからにはもうこの時代にはいられないねー。残念にょろ。さっようなら。にょろーん(≡ω≡.)」
そういって鶴屋さんはおじいさんがとめるまもなく未来に帰ってしまいましたとさ。
オシマイ。
余談になりますが、なぜ鶴屋さんが過去の時代にいるかは疑問を抱くだけ無駄骨です。聞かないで下さい、説明不能です💧
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