第1章

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私は旅をする。 夢と夢、夢想と夢想の間を。 冒険をする。 新しい物語を紡ぐ鍵を探して。 現実と虚構の狭間を魅せるために。 月が昇れば夢と共に原稿を書き、日が昇れば原稿を読み。 読者に新しい価値観や楽しみを渡すために。 今日も私は夢想の世界へと冒険を繰り広げる。 時に残酷に。 時に愉快に。 時に哀憐に。 時に爽快に。 読み手の心を震わせる冒険を描き。 私自身も冒険をする。 私はきっと、冒険家なのだろう。 読者の記憶に残る物語を探して。 時に甘い恋愛の波に溺れ。 時に怒り震える復讐劇の最中で怯え。 時に笑い死ぬようなコメディアンを演じて。 私は冒険をする。 そんな作家に私はなりたいなぁ。
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