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孝宏が特徴を鈴に伝えた。
「なんや、二人にあげるんか」
「チロルでも良いって書いてあったけど、チロルはさすがにね」
「後輩思いなんやな」
「後輩なんだよね。1年生か」
「ちゅか、白髪の1年ゆうたら、三汰しか知らん」
「もっと視野を拡げなきゃダメだね、俺もアンタも」
「せやな…。とりあえず同級生と仲良うせな!」
「言えてる…」
「ほな、競争や!どちらが先に同級生全員と仲良うなれるか!」
「競争はしなくても良いかな」
「開始ー!」
鈴は足早にその場を後にした。
残された孝宏は呆れた。
「…とりあえず同級生よりもバレンタインチョコだな」
そして、マイペースだった。
end
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