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━━━そして、次の日。
孝宏が仁王立ちで鈴を待っていた。
「あんたって人は最低だな！」
「へ？どないしたんセカンド？」
「知らない先輩に俺のことすき放題言っただろ！」
「斗織に喋っただけやで」
「その先輩にセカンドって言われた！」
「おう。それは良かっ」
「良くねーから！そのクセ直さねーと二度と口聞かねーかんな！」
「そんな！セカ…」
鈴は思わず出る言葉を両手で口を押さえ止めた。
「んむんむ」
「俺の気持ちも考えろって言ってんだよ」
「……せやかて、クセやもん」
寂しそうに呟く鈴だが、孝宏は気にしない。
「先輩に訂正入れとけよ」
孝宏はその場を立ち去った。
「……あんなに怒ることないやろ！セカンドのアホ！オニ！悪魔！！」
言い終わった鈴はため息を深く吐いた。
END
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