黄金色の世界にて

2/2
前へ
/2ページ
次へ
A「外が、黄金色だ」 B「そろそろ、だね」 A「うん」 B「さいごくらい、好きなことをしたかった?」 A「さぁ、どうなんだろう」 B「僕は、このさいごに満足してるよ」 A「私は・・・よく分かんないや」 B「そっか、ねぇ、前から言おうとしてたんだけど・・・いや、やっぱりやめておこうかな」 A「なに?気になるよ」 B「いや、気にしないで」 A「・・・わかった・・・」 B「・・・まぁなんていうか、さいごが君とで、よかったよ」 A「・・・・・・うん、私も」 B「・・・あ、ほら、大地の捲れる音が、聞こえるよ」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加