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『○○年前の自分へ。私は今自分へメールを打っている。このメールを○○年前に受け取ったことをまだ覚えている。あの日あの時間にセンター問合せをしなかったらこの時間メールというものの存在を知ることはなかっただろう。
あまりにも突拍子過ぎて、○○年前の私はこのメールが本物だとは信じられないだろう。
しかしこのメールは本当に時間を越えて過去や未来と交信できる。
覚えているだろうか?中学二年のときのあの恥ずかしい記憶を……
まあ、そんな思い出話は今は好い。
私は今、この時間法を破ってしまい、ある組織から追われる身になってしまった。毎日怪しい連中が私の生活の陰に隠れて私を監視している。少しでも遠くへ逃げるために金が必要なのだ。今すぐにでも、この口座へ振り込んでもらえないだろうか?
××銀行 普通口座 000-0000-00
○○年前の私へ。
ああ、このメールも恐らくは監視されているだろう。少額でも好い、私を助けてくれ。早くしないとわたしは
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