第6章 お兄様のお仕置き

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「そろそろ花が咲くか?」 溶け合う汗。 「飛ばせよ」 「ンッ……ンンッ……!」 「タンポポの茎を手折ったみたいにさ」 正直 頭は真っ白だった。 隣に可偉人がいると分かってるのに。 「アアッ……ンッ……!」 声を出せない代わりに 僕は壁に激しく頭を打ちつける。
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