第一話【初ダン】

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オパーグリッドTRPGの初セッションです。 GMは久々のマスタリングに緊張しています。 GM:ではセッションを開始します。 よろしくお願いします m(__)m 一同:よろしくお願いします~! GM:では、時刻は昼間です。皆さんは特に仕事がなく暇をしています。依頼を受けるシーンから始めますので。 ミーグリン:メモ帳にペンを走らせて何か落書きしてます。 オルヴィン:「心地よい時間だ。コーヒーブレイクには持って来いといえるな」 ヴィヴィ:「はぁ~。意気込んで来ては見たものの…なんだかなぁ」 テーブルに突っ伏して、板面をぱんぱんと小さな手のひらで叩く。 ノア:「ふにゃー、今日はポッカポカにゃー こんにゃ天気の日に日向ぼっこしにゃい奴の気がしれにゃいにゃー ふかー」 ノアは仕事もせず食堂の日の当たる窓際に丸まってふにゃっとしてます。 ユーキ:「ここに来てから一度も仕事を取れないとは…このままじゃあ生活してられないなぁ」 GM:宿管理のフェアリーのロイとピナがやってきます。 ピナ「みんな暇してるんじゃないかしら。簡単な依頼が来てるけどどうする?」 ヴィヴィ:ピナの声に思わず振り向き、聞き耳を立てる。 オルヴィン:「ほう。簡単な依頼か」 カップを置き、やって来た二人に顔を向けるオルヴィン。 少しだけ興味があるのか、耳がピンピン。 ピナ:「遺跡の調査なんだけどね」 オルヴィン:「遺跡か。遺跡には古代のロマンが溢れているな。確か、かの黄金マスクも三角の遺跡から発見されたと聞く」 ロイ:「依頼と言うのはな、ここから西に学園都市レザイアがあるだろう。その近くの森の中にカザーナという村があるんだが、その付近に遺跡が見つかったそうだ。地震があって崖崩れが起き、そこから洞窟が現れた。その洞窟を村人が調べてみたら、人口物の扉を見つけたという話だ。その遺跡の調査が依頼だ。依頼主はカザーナの村の組合だ。調査をして村に危険があると判断したら、それを排除して欲しいと言っている」
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