第1章

7/10
前へ
/10ページ
次へ
「親子丼」 親子丼は、親である鶏肉と子供である卵が一緒になって親子丼となる。 しかし、本当の意味で親子丼と呼べるのは、卵が有精卵の時だけだろう。 有精卵なら、将来卵がかえり、子供であるひよこになる可能性があるけど、無精卵では、その可能性はゼロだからだ。 となると、卵を産むという表現はどうなんだろう。 有精卵なら何の問題も無いけど、無精卵の場合、卵がかえる可能性が無いわけだから、産むというより排泄するという表現の方があっているように思う。 しかし、そうなると、僕たちは排泄物を食べているということになり、非常にイメージが悪くなり、変態扱いされることは必死だ。 やはりここは、小さいことには目をつむって、無精卵の場合も、卵を産むという表現にしておいた方が賢明だろう。 そもそも、ニワトリは何の為に無精卵を産むんだろう。 有精卵なら、子孫繁栄の為に産んで当然だけど。 元々産んでいたのか、それとも、品種改良で産むようになったのか。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加