第1章

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「卵かけ謀反」 うーん、これはなんでしょうね… 謀反ってのは国家や主君にそむくこと…まぁ、上のものに逆らうこと、みたいな意味ですね… となると、あれですかね、卵を武器にして幕府に逆らった、幕末の一事件のことですかね… それとも、あれかな…卵をかける派に対して、卵かけない派が反旗を翻したのかな…「俺達は卵は卵で食べるんだ~」って… いやいや、あれか、卵をかけるなんて習慣がなかった時代に、一部の先駆者が「卵かけたるで~」って革命を起こしたことがきっかけで、今の僕達はなんの疑いもなく「卵かけご飯」を食べている…という歴史的事件のことかな… 「ひじき祭り」 これはもう、どっかの港町で年一回行われる、ひじき様を祀る祭りだろうね… いや、大量のひじきをぶつけ合う、スペインのトマトのやつみたいな奇祭のことかな… いやいや、これは一般家庭の話で、ひじき大好き家族の週一回の夕飯がひじきだらけってことだよ…「今夜はひじき祭りじゃ~」… ただ一人、小学生の長女だけがひじき嫌いで、こんなひじき祭りに耐えられず家出した…っていうのが、かの有名な安達祐実主演「家なき子」のオープニングだったね←なわけあるかい👍
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