第1章

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僕以外は誰も居ない 夕暮れ時の教室に いつも彼女は現れて A「この窓から 私と一緒にいく…?」 穏やかな優しい声で 毎日僕に問いかける。 毎日に疲れて 疲れて疲れて苦しくて。 …楽になりたい。 …一緒に逝きたい。 だけど、 B「…生きたい。」 未来は見えなくて 怖くてたまらないけど 僕の中の希望は 生きたいと言っている。 頬に伝った滴は まだ温かいから。
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