第1章

4/6
前へ
/6ページ
次へ
――― To.相田あすみさん 件名には、隣にいる彼女の名前が記されていた。 そして俺は、本文に目を向ける。 ―――――― こんばんは、つーちゃん。 削除しないで読んでね。 僕と結婚しよう。 ――――― 「なんだこれ?」 「……どうゆうことかな?」 彼女は不安そうな顔で俺を見つめている。 そんな中、携帯画面に新着メールの知らせが表示された。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加