一方…

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お久しぶりです、と言っても先ほどぶりといった方がよろしいでしょうか。 また妙な感覚になった、以前の様に喋ることが出来ないようだ。 ふふ、話せなくて困惑しているようですね。 話せないのは貴方に話せる代弁者が今いないからですよ。 それはさておき、あなたの体を安全な所まで運んでおきましたよ。 その光は淡々と説明をはじめた。 あぁ、申し訳ありません。 名乗るのがおくれました。 私は、ノアと申します。 そういってから やはりここは貴方の声は私には届かない…私の気まぐれな独り言だと思っておいて下さい。 貴方はこれから現在に身を赴くでしょうから私からいくつかアドバイスになるうるか分かりませんが…助言をさせていただきます。 それは貴方の今後についてです。 そう言ってノアは 貴方はこれから行って欲しいところ…いえ、行かなくてはならない場所があります。 それはチベットにある遺跡です。 もう誰もそこを訪れてませんがそこには私の故郷もあるのでそこで貴方に私の全てをお教えしましょう。 そういう事で今回は納得してください、皆さん。 …これ以上長くなるのも面倒ですね。 では、また貴方が深い眠りに入った時にお会いしましょう…。
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