クイーンの行方

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「平岡は持ち出しの罪をあなたに着せる気だったんだ。 端末にあなたの 指紋を付けた後、 端末だけ回収し、 あなたを……」 「……消すつもりだった?」 「……」 「想像以上の 腐れ外道ね!!」 元々虫が好かなかったが そこまでだったとは! プリプリ怒る私を 見ながら ビショップは安心したように笑った。 「それでさ、 あの日の約束を 果たしたいんだけど……」 何故かビショップは 今度はモジモジしている。
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