クイーンの行方

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「スポンサーにお願いして私を雇って! 実際に量子コンピュータを運用した上に 《感染機器》まで 運用できたのは 世界で私1人だけよ! ビショップは 《開発責任者》 私は《運用責任者》 として頼んでみてよ」 最初は危険だよ、 とか言っていた ビショップだが、 この提案はまんざらではなかったらしい。 「頼んでみるよ」 と快諾してくれた。 「さあ!そうと決まれば 前祝いだ!」 途端に張り切り ベンチから立ち上がる。 ありがとう ビショップ。 私、約束を果たすね。 そして世界の崩壊を防ぐよ。 君と2人で。 ポーンからクイーンに 昇格して 今度こそ必ず──
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