こうして僕は、異世界に飛ばされたのが発覚した

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 力を振り絞って見上げると、先ほど地面に衝突するときに見た綺麗な男だ。  光の中で零れ落ちる金髪に、緑色の瞳。  イケメンという僕にとって天敵のような存在ではあるのだが……僕はしばし見とれてしまう。  しかしそんな彼は怪訝そうに僕を見て、跪いて顔を近づけて来る。  何か言わないと、と僕は思って、
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