こうして僕は、異世界に飛ばされたのが発覚した

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「は、はろー……まいねいむいずとおる……」 「はろー? それがお前の名前か?」 「日本語しゃべった!?」  驚く僕をその男はじっと見つめてそして……にやっと意地悪そうに笑った。  それに僕は危機感を感じたのだが、そこでその男が僕の頬をぶにーと引っ張った。 「よくのびるなー。よし、これからお前の事は、餅って呼んでやるよ」 「は?」 「まあいいさ、餅。行くぞ、立て」  何故か餅にされてしまった僕だが、そんな事を言われても動く事すら辛いのに立てるはずが無い。
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