こうして僕は、異世界に飛ばされたのが発覚した

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 そう、感情のままに動くなんて子供のすること。  僕はもう大人なのだ。エッチな本だって買えるお年頃なのだ。  僕は繰り返しそう唱えて、冷静に聞いてみた。 「……ここは、地球……じゃないよな」 「チキュウがどこかは知らないが、ここはお前達が異世界と呼んでいる場所だ、餅」  餅と呼ばれて不機嫌になると、目の前のセフィルが楽しそうで苛立つので、僕は秘儀、営業スマイルを使った。
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