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「ーー別に学校なんて行かなくていいわ」
「え?やっと分かってくれたのか!さすが俺の姉貴」
「バカ。学校は行かなくていいって言っただけよ」
「・・・ん?」
学校行かなくていんだろ?
二度も言わなくても。
「ただし、このままだとあなたはただの廃人になってしまうわ。と、いうことで、今日から家庭教師をつけるわ」
家庭教師?
は?
「はい?」
「家庭教師よ。学校行かないなら家庭教師つけるわ」
俺のテリトリーに家族以外の人間がはいるだと・・・?
「だがことわ「らせないわ」
ぐ・・・くぅ。
「あなたに拒否権はないわ、もし断るものならあんたの部屋にあるゲーム全部燃やすから」
「それだけはご勘弁を!!」
この女ならやりかねない。
ここは素直に従うしかないのか。
「分かった。従うよ」
「ん、素直でよろしい。じゃ今日から来るからちゃんと教えてもらうのよ」
「は?今日から?」
唐突過ぎやしないか?
「さっき言ったじゃない。ま、悪い先生ではなかったわよ・・・あ、きたんじゃない?じゃ、今上がってもらうからちゃんと挨拶するのよ」
「え?ちょ、姉貴!!」
早々と姉貴は僕の部屋から出ていった。
なんなんだよ。
今さら家庭教師なんて。
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