第1章 金髪ギャルがやってきた。

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「ーー別に学校なんて行かなくていいわ」 「え?やっと分かってくれたのか!さすが俺の姉貴」 「バカ。学校は行かなくていいって言っただけよ」 「・・・ん?」 学校行かなくていんだろ? 二度も言わなくても。 「ただし、このままだとあなたはただの廃人になってしまうわ。と、いうことで、今日から家庭教師をつけるわ」 家庭教師? は? 「はい?」 「家庭教師よ。学校行かないなら家庭教師つけるわ」 俺のテリトリーに家族以外の人間がはいるだと・・・? 「だがことわ「らせないわ」 ぐ・・・くぅ。 「あなたに拒否権はないわ、もし断るものならあんたの部屋にあるゲーム全部燃やすから」 「それだけはご勘弁を!!」 この女ならやりかねない。 ここは素直に従うしかないのか。 「分かった。従うよ」 「ん、素直でよろしい。じゃ今日から来るからちゃんと教えてもらうのよ」 「は?今日から?」 唐突過ぎやしないか? 「さっき言ったじゃない。ま、悪い先生ではなかったわよ・・・あ、きたんじゃない?じゃ、今上がってもらうからちゃんと挨拶するのよ」 「え?ちょ、姉貴!!」 早々と姉貴は僕の部屋から出ていった。 なんなんだよ。 今さら家庭教師なんて。
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