12月25日

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真っ暗な部屋のはずが 開いたドアの隙間から光が漏れてくる。 「キレイ……」 私はそのまま部長に抱きついた。 部屋の中には暗がりに浮かぶもう一つのクリスマスツリーが優しい光を放って輝いていた。 「ムード満点だな」 部長はそう言うと、後ろ手にドアを閉め、私をベッドに降ろしてそのまま自分もベッドに埋もれた。 絡まる脚。 再び重なる唇は優しさを脱いで熱くなる。 急いた手のひらがお互いの服を剥がし合い、私たちは露わになった肌を寄せ合った。
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