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真っ暗な部屋のはずが
開いたドアの隙間から光が漏れてくる。
「キレイ……」
私はそのまま部長に抱きついた。
部屋の中には暗がりに浮かぶもう一つのクリスマスツリーが優しい光を放って輝いていた。
「ムード満点だな」
部長はそう言うと、後ろ手にドアを閉め、私をベッドに降ろしてそのまま自分もベッドに埋もれた。
絡まる脚。
再び重なる唇は優しさを脱いで熱くなる。
急いた手のひらがお互いの服を剥がし合い、私たちは露わになった肌を寄せ合った。
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