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神様はどれだけ泣いたのだろう
「ねぇ神様」
ある日突然、小さな声が聞こえたの。
神様がびっくりして顔をあげると
目の前には初めて創った小さな生き物がいた
「ねぇ神様、僕がいるから笑ってよ」
小さな小さな生き物はその日から
神様のそばにずっといた
小さな小さな生き物は
神様と毎日話をしたんだ
神様は少しずつ笑顔になった
神様が笑うたびに地球は少しずつ
暖かくなっていったんだ
「ねぇ神様、暖かいって気持ちがいいね。神様が笑ってくれるから、どんどん暖かくなっているよ」
神様は小さな小さな生き物と話すのが大好きだった。ある時
「あははっ」
と声をあげたんだ。
そうしたら、ポポポンッと花が咲いた。
それから神様が笑うたびに
花が咲き、木が生えて、生き物が増えた。
「あははっ」
ポポポンッ
「あははっ」
ポポポンッ
地球はとっても賑やかになった
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