3人が本棚に入れています
本棚に追加
そして立ち止まった竜也が声を出す。
「いいなお前らは。片方は彼女がいて、片方は絶賛片思い中か。俺の彼女も早く来てくれねぇかな」
「そいやお前の彼女いつくるんだよ。後で合流たって遅くねぇか?」
俺が竜也にそう言うと、竜也はただ首を傾げて部屋へと入る。
俺と裕太も続き部屋へと入っていった。
-----女子サイド
私は部屋に入るや否や、直美に声をかける。
「ねぇやっぱり裕太、絶対直美のこと好きだって!」
「えぇ~そうかなぁ?」
そう言いながら直美は頭をかく。
裕太が直美のことを狙っているのは誰が見ても明らかだった。
だけど直美ははぐらかすばかりで、殆ど進展がない。
裕太のこと嫌いではないと思うんだけどな。
最初のコメントを投稿しよう!