プロローグ

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プロローグ

私が気がついた時には空に物が浮いていた。  電車もレールもカートも。  急に暗くなったと思ったらあんなことになっているとは誰が想像しただろう。 あんな大きな黒く銀色の斑点が付いた玉なんか。  もし、私にあの力があれば……。  それは21XY年の夏の暑い日のことだった。
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