第1章

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親父に精神統一の仕方を聞いて駄々漏れを阻止しようと…俺なりに頑張った…頑張ったが… 俺って…やっぱりまだ修行が足りない…カクっ (うわぁ~レベル高っ!超~ラッキー♪) (お持ち帰りされたらどうしよう~きゃーっ) 安心しろ…誰も持ち帰らない。 (イケメンは根性が悪い…確か7割の確率で) どこのデータだよ!面白すぎるだろ! (今日のメンバーの中では私が一番人気だよね) 悲しい勘違いだよ…それ。 (帰りにタケルとラーメン食いに行こうかな~。でかいチャーシューが食いたいなぁ。それともファミレスにしようがな~。) ケンちゃん…もう飽きたのか。 (あ…なんか今日、ハズレだあ…。帰りてぇ…) おいおい…タクミ…お前もかい。 (あっ。なんか、こっち見てる。どうしよう…あたしに気があるのかな…困った…端の人がいいんだけどな) おい、タクミ!ボーっとすんな!勘違いされてるぞ!端の人って…ケンちゃんかよ! (この人カッコいいのに全然しゃべんない。) お、俺? (もしかして…あっち系?合コンはカモフラージュとか?ヤバい…当たってたらどうしよう) 当たってねぇ-よ! (あっ…なんか、みんな…あっち系に見えてきた) ぷっ、なるほど。ケンちゃんもタクミもユウトもシュウも今回は、好みでなかったらしくガッツいてない。すげぇな、自分達に興味がないとか思わないんだ。あっち系にしてしまうのか…恐るべし!
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