相手の気持ち

24/33
前へ
/39ページ
次へ
まあ、確かに私でも、軽率だったと思う。 大地に警告するのもバカだったし、給料UPも王様に私が教えたから。って言うのがないと、きっとないだろう。 なんで、こんなにこの魔法、心が読める力が露見するのが嫌だったのか。 それは、バレたらきっと政治に使われるだろうし、前から畏怖されていたのが、もっと酷くなる。 畏怖されていた。とは、言っていなかったが、実際そうなのだ。 だから、人間の心なんてこんな物か。と、ものすごーく、気分が害したのだ。 まあとにかく、平穏は望めない。 あぁ、でも。 あの、性悪王子にかかれば、私の平穏なんて風の前の塵より簡単に吹き飛んでしまうだろう。 あぁ、憂鬱である。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加