相手の気持ち

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ねぇ。 君は、いつも人の所為にするよね。 心にそう言ってやりたい。 なんだか、もどかしいな。 僕は、ふと溜息をつく。 心に君の力は中途半端みたいな?事を言ってから、二時間弱がたつ。 あの力は中途半端だと思う。 だって、自分の悪いところを棚に上げて、人の悪いところだけを、探させるような力だもの。 そんな事を考えて。 いつの間にか、星たちが登り始める。 そして、あぁ、心って、星屑が苗字だったよなぁ、なんて思う。 あの娘、からかいがいがある。 僕の気持ち、察してくれたかな? だって、心が読めるんでしょう? これの、何処が自由なんだよ。 何処がすごいの? 彼女の悲しいお話が一番あってるような気がするなぁ。
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