相手の気持ち

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あの日、私はごろごろしていた。 いつも通りに。 そして、私は、仕事に取り掛かった。 仕事をしたくは、なかったけど、しなくちゃいけなかったからだ。 私の仕事は、研究家である。 この世界に、存在する全ての物を研究するのが、目標で、まあ、私はその目標に達成へ、日々、ゆっくりと精進しているのだ。 その才能だけは、この国一番。 まるで、魔法使いのようだと呼ばれた。 どの様な才能かは、君達の想像に任せる。 とにかく、その才能を見込まれて、宮廷に仕えることとなった。 居心地は最高。 才能も捨てたもんじゃない。 あの日。 ある花の煙を吸った。 吸ってしまった。 多分、それが原因だと思う。 その花の名は、こたこたたろ草 聡明な君達ならわかると思う。 ヒントは、たぬきだ。
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