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「イリスさん!待ってください…ってリッサさん」
「見えない場所にいたリッサに反応するって、すごいな…」
中流貴族令嬢 カリサ・シャンシャーヌとエルフのアーチャー アルフレッド・オービット
若干崩れた丁寧語を話すお嬢様がカリサ、短い金髪で目つきが鋭く、エルフの特徴である長い耳をしたのが、略してアルだ
基本的に私達のパーティはこの四人、男一人に女三人、高等部2年A組、通称"あぶれ組"
跳んだイリスを追って、走って来たらしい
「リッサちゃんが、近くに来たら、だいたいわかる」
「だから何でだよ」
イリスの(私限定の)探知能力はどんどん精度が増す
一緒のベッドに寝る度に上がってるような…
「イリス!もうダメだって!」
ベリ
「むすー…」
イリスのダブルクッションハグは惜しいが、やむなし
「それで、リッサさんは何しに学校まで?」
カリサは何気に(多分、意図はしてない)助け舟を出してくれたため、本題に入る事になった
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