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………
……
「あれー?なんか腐った魔族が大量に落ちてるねー?」
私が焚き付けると、一部の魔族から殺気が飛んできた
フミ
「いっーっ!?」
「あっ、ゴメンねー。こんなところに腑抜け魔族の尻尾があるなんて思わなくてさー」
更に殺気が増える
「うわ、でっかい虫ケラがいるよ。いるだけでも目障りだし潰しちゃおうか?」
虫型の魔族をあえて虫呼ばわり
殺気
殺気
殺気
大半の魔族が殺気を向けてくる
「黙って聞いてれば…」
『おっそーい!』
キーン!
拡声器を持って、大声で叫ぶ
向かってきた蜥蜴型の魔族は耳を塞いで、一瞬硬直した
『仲間が散々コケにされてんのに、やっと来たのが一人か!どこまで腑抜けてんのさ!それでも誇り高い魔族か!ああん?
魔王がいたらなんて言う?魔王が見たらなんて思う?ほら、答えてみろ!考えてみろ!魔王は何を望んだ?魔王はなんて言った?思い出せ腑抜け共!』
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