教導作業

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『よし!雑魚なてめーらも一端の返事くらいは出来るみたいだな! ああ?そこのてめー、雑魚のクセに睨んだな?来いよ雑魚、私は魔法は使わんぞ』 「ウィンドカッター!」 私は"魔法は使わない"と言ったが、実際は"あまり使えない"の方が正しい 魔法は大体、目で追える程度の早さだし、大半は詠唱が必要だ 口が動いて、空気が微妙に変われば魔法が飛んでくる だから 「魔法に頼りすぎだから、雑魚なんだよ!」 それを避けて、殴り飛ばすくらい、武器戦闘特化型の私にとっては余裕だ 『てめーら、空が飛べるだけでいい気になっているだろ?全員、二秒後に飛べ!十分で私を捕まえて地面に落としたら、私は死ね以外なんでも言う事を聞いてやろう』 私は武装を瞬時に換え、飛行機をパラグライダー程度にまで縮めたような白い武装に変更し、空に飛び上がる 少し上がると、下で空戦魔法部隊が飛行準備をはじめ、次々と飛び上がってくる 早い奴で離陸に四秒程度 上昇速度は早い奴でも、出力を全開にした私には、文字通り足元にも及ばない まずは省エネしながら様子見をはじめた  
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