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四時間に及ぶ訓練、授業の後、城に存在する武器開発室に来た
「…疲れた」
「大変みたいだな、お茶を煎れようか?」
やや金属の香りの残る、ブラウンのツインテールが特徴な(私好みな)幼女、兵器開発技師 アナタシア・キティ
彼女は私の様子を見て、お茶を勧めてきた
「いや、作業中に来た上に場所も占領したからいいよ、シア」
「そうか」
とだけ言って、正面の椅子に座る
「…すまない」
「何の事?」
「私のために、この仕事を引き受けたのだろう?」
「いや、それは違う」
「だったらどうしてだ?」
「私は可愛い女の子の笑った顔が好きだから」
ボッ、とアナタシアの顔が赤くなる
「別におだてても何も出ないからな!」
「武器 造ってもらってるから別にいい」
しばらくのんびりしたら、今度は畳水練だ
今のシアを見たら、元気が出てきた
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