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A「もう終わりにしよう?」
B「本気で言ってんのか」
A「もう、無理だよ」
B「んだよ!お前、付き合うって」
A「言ったけど……でも」
B「これで終わりとか、納得できない」
A「……どこまで続いたら、終わりなの?何度やったら、納得できるの?」
B「……でもっ、突然過ぎるだろ!」
A「……もう限界だよ。すぐ暗くなる」
B「大丈夫だって」
A「暗くなってから校内探し回るなんて、何の罰ゲームよ」
B「それ言ったら、暗い校内で一人隠れて鬼を待ち続ける方がよっぽど罰ゲームだろ!」
A「だから、かくれんぼなんか止めようって言ってるじゃん」
B「お前、鬼やらずに終わりとかズルイだろ!」
彼に、引く様子はない。
夕焼けの色はどんどん深まっている。
彼自身が地縛霊だと気づいてしまう前に、穏便にここを離れたいのだけれど。
……いや。もしかしたら既に、私は……
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