第5章 夢のまた夢

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焦る伸二にも終了間際に絶好のチャンスが来る。 ミッドフィルダーからのスルーパスに抜け出した伸二はキーパーと1対1になる。 去年の選手権と同じシチュエーションだった。 伸二は迷わずキーパーをかわしてシュートすることを選択した。 キーパーが伸ばす手をギリギリで交わして放ったシュートは、 見事にゴールネットを揺らした。
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