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「フフフ…… 来たか。待っていたよ、我が愛しの友、蒼き瞳の光の騎士」
「友よ…… なぜだ!?」
「まあ、そう怒るな。
余は世界から醜い争いを無くしたいのだ。これから将来を担う若き民たちと一つになろうとしていたところなのだ。どうだろう。考え直してもう一度余に力を貸してくれないか? 争いを無くすには、争いの根を断たないといけない。もう一度だけ余を、僕を信じてくれないか?」
「なぜ自分の妹を、エレナ殿を地下牢に閉じ込めた?」
「余が無二の友に対して重要な話をしているという時に君は……。
君は本当に光の騎士としての自覚があるのか? いい加減目を覚ませ、タラン・タラン」
「本来の君はそんな奴ではない。君こそ目を覚ませ、ラスター!」
「女の尻を追いかける程度の奴に余の興味は無い。
君は光の騎士に相応しくない。その剣を捨てるのだ」
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