闇堕ちの邪君

12/31
前へ
/57ページ
次へ
 タラン・タランはラスターを玉座まで追い詰めた。光の騎士の剣が邪君の喉に突きつけられる。 「もういいだろう、ラスター。剣を置いてくれ!」 「おい、これぐらいで勝ったなんて思っているのかい?」  余を殺せると思っているなら、ひと思いにその剣でこの喉を突いてみるいい!  ラスターはタラン・タランを挑発する。タラン・タランの剣が小刻みに震える。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加