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「良いか? 余は君たちを身分に隔たりなく愛したいと思っている。人類は皆兄弟だと思ている。これから余は世界を争いのない美しい世界にするために、争いをなくすための戦争をしようと考えている。
これから君たちは余のよき理解者として、昼夜問わず余に尽くすのだ。さあ、一緒に甘美な宴で盛り上がろうではないか。互いの欲望を解放しようではないか。堕ちるとこまで堕ちようではないか」
新王は裸の上半身を男女たちに恥ずかしげもなく見せる。
これから君たちに何をしてもらうか、分かっているだろう?
新王は彼らにゆっくりと歩み寄ると、1人の若い娘の細い腕を掴んだ。強引に彼女を自分の胸に抱き寄せる。嫌がる彼女を見て怒りを抑えきれず、彼女の恋人である青年が背を向ける新王に殴りかかった。
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