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宮廷の入り口の門から一筋の光が差し込む。大きな門が倒れる。埃が広がる中でひとりの金色の鎧をまとう長身の騎士が赤いマントを翻す。彼らはその姿を見て救いの光が訪れたことを確信した。
「あれは…… もしや!?」
金色の騎士の後ろには赤い鎧をまとったロイヤル・ガードの騎士たちが続く。
ロイヤル・ガードたちが男女たちを宮廷の外に誘導する。金色の騎士は逃げようともしない新王の背を見つける。一気に詰め寄る。新王に追いつくと、剣先を新王の背に突きつけた。新王は嬉しそうに腰をくねらせた。
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