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「あ、じゃ、せめて電気消すね、って、ひゃっ! 」
もう外が暗いのでカーテンを引かないと室内が丸見えだ。なので寝室に入ってすぐ電気を消そうと手を伸ばしたとたん、後ろから抱きすくめられた。
「ちょちょちょっ!! ……ああああっ 」
背後から勘だけで怜の手が私のベルトのバックルを探りあてて外し、足元にGパンがすとんと滑り落ちる。
「じ、自分で脱ぐ、ああんっ……!! 」
怜の指が下の方へ……。まだ立ったままなのに!
「早く理佐に触りたい」
「わかったわかった、ああっ」
もう自分で脱いでるんだか、触られまくりながら脱がされているんだか、何がなんだか気持ちよくてわけわからない状態でベッドに二人でもつれるように倒れこんだ。
下から見上げる怜の瞳は熱っぽく潤んでいるようにすら見える。
「悪い、今日はブレーキかけられそうにない」
「……いいよ」
その瞳を見るだけで私も湧き上がるような熱さを体の奥に感じてしまっているから。
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