MENU1:砂糖を憎む姉、砂糖を夢見る妹。

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“あんた、妹を殺す気なの?”  気が動転した母親が衣美に言い放ったのは、辛辣な言葉。  とんでもないことをしてしまった、という思いと共に、 何故?どうして?という大きな疑問。  結果的に麻美の血糖値は一晩で落ち着き大事には至らなかったものの、 衣美の心についた大きく深い傷は、到底癒されそうになかった。
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