第3章「条件」

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過去に戻る事が出来るのだが、自身が命の危険に晒された時のみ自分の意思とは関係無く自動的に発動する事がわかった いわゆる「好き時に好きなだけ」過去に戻る事が出来ないのである そして「死ぬ瞬間の記憶」だけを残し、全ての未来の記憶は消されてしまう どうせなら宝くじの当選番号を記憶して過去に戻って億万長者になりたいものだ… とは言うものの、この力によって命が助かっているのは確かだ 油断しながら生活していても事故によって死ぬ事はないのだ
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