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『な、何なんだ、おまえらは…』
たった2人の男と女にボコボコにされ、それでもよろよろと立ち上がろうとする男達。
すると、
『いい加減に気づけ。
おまえらの勝てる相手じゃねぇだろぅが?』
彼らよりも遥かに威厳と威圧感を漂わせた浅黒い顔の男が、仲間を2人従えて立っていた。
『よぉ、サラ。
6年ぶりだな』
『レックス!』
『サラ?
サラだって?
マジかよ』
男達が顔を見合わせる。
彼女は実は、伝説のような存在として彼らの間で語られていたのだった。
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