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「柚乃ちゃん、今日は私が保育所に迎えに行くわね
パパが遅いから一緒にご飯食べてようね」
「ママといっしょ…」
「今日の夕ご飯何にしようか?」
「たまご…」
「オムライスか…いいね、そうしようね
じゃ、用意して保育所に行こう…」
保育所に行くと私をママと呼ぶ柚乃ちゃんを見て
先生は何か勘違いをしてるようだった
「柚乃ちゃん、良かったね…
今日はママと一緒なのね…
先程、お父様から連絡いただいてました…
代わりの者が行きますって
帰りのお迎えもですよね…
じゃ、お預かりします」
「宜しくお願いします…
柚乃ちゃん、迎えに来るまでみんなと仲良くね」
柚乃ちゃんはちょっと寂しそうに手を振ってる
後ろ髪をひかれる思いで保育所を後にした
何か…柚乃ちゃんが本当に私の子供のような感覚だ
いままで、結婚とか子供とかあまり考えた事なかったけど
ママは私と同じ年には柚乃ちゃんと同じ位の私がいた
子供がいてもおかしくないんだ…
柚乃ちゃんみたいないい子だったらいいな…
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